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「日本人は陰湿」という仮説

1週間に一度は書こうと思っていたのですが、前の記事からかれこれ3週間は経ってしまいました。

これ以上グダグダでいると2016年も終わってしまうかもしれませんので、ここは思い切って記事を書いてみます。

 

今日のネタは、ズバリ日本人論です。

先日、中国人から見た日本人について書かれた面白い記事を見つけました。

 

news.searchina.net

中国人から見ると、日本人の表裏のある感は、「何を考えているのか分かりずらい」を通り越して、「恐ろしい」と感じるようです。そして日本人の表裏のある感、もっと言えば日本人の「陰湿さ」が良くも悪くもあらわれてしまっているのが、ネットの世界ではないでしょうか。

去年の話ですが、ニコ生で地下鉄サリン事件20年を記念して、オウムを振り返る番組をやっておりました。そこに出演していた社会学者の宮台真司氏が、「アメリカにも日本の2ちゃんねるのような匿名掲示板サイトはあるが、欧米では匿名で書くのは卑怯だという観念が強く、日本と比べると利用者ははるかに少ない。。日本ではこの20年、不満をもつ若者は2ちゃんねるなどネット上で憂さ晴らしを出来るようになったから、昔のようにオウムみたいな団体に走ることはもう無くなったのでは」というような発言をしていました。

数年前、「ネット上の誹謗中傷が世界で一番ひどいのは日本ではないか」と個人的に思っていたことがあったのですが、この発言を聞いてとても腑に落ちた覚えがあります。勿論、ネット上の誹謗中傷は、世界各国で頭を悩ます問題には違いありません。一方で、2ちゃんねるのような匿名掲示板の隆盛は、専ら日本でしか見られない現象であるのも事実と思われます(調べつくしたわけではないので100%の自信はないですが、もし日本と同じような国がありましたら、情報を貰えるとありがたいです!)。インターネットの到来は、日本人の持つ「闇の側面」を暴いてしまったとも言えます。昔は「Noと言えない日本人」という言葉がありました。ネット時代の今日、それは「陰湿な日本人」という言葉に置き換わってもいいのかもしれません。

とはいえ、それは「マナーのいい・礼儀正しい・電車の時間は正確・品質は世界一・治安は世界一いい」という日本人の持つ良さが失われたことを意味しないと思います。少なくない人が、「日本のネットは酷い→日本人は劣化した・ダメになった」という短絡的な思考に走りがちです。しかし、日本のネットの現状は、日常のストレスの発散先として、ネットという格好の媒体が登場したという、ただそれだけの事ではないでしょうか。「国民性」というのは、長い歴史をかけて形成されるもので、数十年単位で良くなったり悪くなったりするものではないはずです’(世代の差という物はありますが、それは別の話になると思います)。ネットが暴き出した「日本人は陰湿」という側面について、今後も冷静な研究が進むことを望みます。

 

今日は、思い切って日本人論を書いてみました、如何でしたでしょうか?そのうち、世代論にも挑戦したいと思います。